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アンゴラ共和国独立記念祝賀会

By: Admin posted November 11, 2010
松本剛明外務副大臣閣下、
名誉ある国会議員の皆様、
日本政府高官の皆様、
外交団の皆様、
ご来賓の皆様、
ならびに、ご列席の皆様、

本日、アンゴラ共和国独立記念祝賀会という場において皆様へのご挨拶の機会をいただきましたこと、誠に光栄に存じております。また、このように多くの方々にご出席いただき、今日という日を共に祝福できることに、大変大きな喜びを感じております。本日皆さまにご臨席いただきましたことは、私どもアンゴラ国民への友情と連帯の証と受け止めております。心より感謝申し上げます。

アンゴラの独立は、アンゴラの息子たち、娘たちが、世界中の多くの友人たちの全面的な支持を受け、5世紀近くにわたりアンゴラ全国民に押しつけられていた苦難の日々に終止符を打つために、植民地支配者と勇敢に闘い抜き勝ち取ったものです。ですから、こうして独立の偉業を祝うにあたり、アンゴラを植民統治から開放するために自らを省みず最善の努力を尽くし、時には命すら捧げ、現在・将来の世代に道を開いてくれた、名も無き多くの人々に対して、その功績に相応しい敬意を表させていただきます。

独立を果たした直後から、アンゴラは20年以上にわたる内戦状態に陥り、国民は困難で厳しい時代を余儀なくされました。この内戦の背景には諸外国による利権争いがあり、対立を煽ることとなったのです。8年前にアンゴラ全土に平和が回復したことを、本日皆様の前でお伝えできることに、大きな幸せを感じております。

ご列席の皆様、

2002年、アンゴラ全土に恒久的平和が再び訪れて以来、私達は、内戦の影響による制約のみならず、世界的な金融危機がもたらした数々の制約をも克服して参りました。これまでの自分たちの努力は無駄ではなかったと、誇らしく感じております。アンゴラは世界で最も急速な経済成長を遂げている国のひとつに数えられており、2011年度の経済成長率予測は4.5パーセントとされています。勢いとしては、成長率8パーセントという数字も具体的な視野に入っています。

ここで一言申し上げておきたいのは、こうした経済成長率は、石油産業のみの成長によるものではない、ということです。もちろん、アンゴラは現在も石油に頼っていることに間違いはありませんが、高い経済成長率は、国内平和の実現と政治的安定の再構築以降、政府が実施してきた公共投資の成果でもあるのです。

ジョゼ・エドゥアルド・ドス・サントス大統領閣下のビジョンとリーダーシップ、ならびに国の発展を目指してアンゴラの全国民が結束し、身を粉にして取り組んできた努力が共に実を結び、アンゴラ経済の目覚ましい成果へとつながったのです。

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独立達成後、アンゴラがこれまでに達成してきたことをご覧いただけば、私たちが数々の目標を成し遂げてきたことがすぐに分かっていただけるでしょう。私たちは、国の主権を守り、国民の統一と団結を維持し、複数政党制民主主義を強化し、国家機関の正常機能化に成功してきました。そして現在は、約30年間にわたる内戦によって激しく損壊したインフラの再建に向けた取り組みを重ねています。

直近のマクロ経済業績から、アンゴラはアフリカの主要新興経済国グループに属すると見なされています。こうした点も、私たちの努力すべてに価値があり、実りあるものであったことの証明と申し上げてよいでしょう。

ご列席の皆様、

アンゴラと日本は、1976年9月に外交関係を樹立以来、30年間にわたって実り多き協力関係を保ってまいりました。世界的に見れば、両国政府は平和、安全保障、人権、民主主義、法治主義、気候変動その他、多くの分野において同じ価値観と願いを共有しています。こうした共通の価値観、願いが、様々な多国間フォーラムにおける数々のイニシアチブにおいて、両国が素晴らしい相互支援を行っていく土台となっているのです。

大変喜ばしいことに、アンゴラと日本の二国間協力は年を重ねるごとに更なる発展を遂げ、両国の政府、国民双方に恩恵をもたらしています。今年だけでも、7月と8月、アンゴラのビジネス環境を学び、民間部門によるアンゴラの開発努力への参加促進を目的とする、日本の官民合同貿易・投資派遣団を二組迎えました。もちろん、今後期待の持てるビジネスを求め、アンゴラを訪れる日本人ビジネスマンの方も多数いらっしゃいます。

日本の政府、民間部門の皆様方、好調なアンゴラ経済がもたらす機会を是非ご活用いただき、アンゴラへの投資をご検討いただきたく存じます。様々なプロジェクトへの融資という形で、あるいは、インフラ再建や貧困削減という多大な努力を要する取り組みへの技術支援提供という形で、投資いただくことが可能でございます。

ご列席の皆様、

この記念すべき日に、ジョゼ・エドゥアルド・ドス・サントス大統領閣下に代わり、またアンゴラ国民およびアンゴラ政府を代表して、天皇・皇后両陛下およびご皇室の皆様、日本国政府、そして友好的な日本の国民の皆様全体の平和、健康、繁栄を心よりお祈り申し上げます。また、私たちアンゴラ国民に対する常に変わらぬ協力、友情、連帯に、感謝申し上げます。

アンゴラは、アフリカ開発会議(TICAD)の強化に対する日本の継続的取り組みを歓迎しています。大いに必要とされている人材交流や、アフリカの諸国民と日本国民とのふれあいを刺激し実現する上で、TICADの枠組が最も適切な方法であると私たちも確信しています。

この機会をお借りして、すでにアンゴラで事業を展開している多くの企業の皆様の努力に対し、賞賛の言葉を申し上げたく存じます。皆様の協力、友情、そして理解に心から感謝申し上げます。

日本アンゴラ友好協会の会員の皆様、そして日本社会において、アンゴラの実情を広く知ってもらうためにたゆまぬ努力を続けてきたアンゴラの友人たち全員に感謝申し上げます。

最後に、日本に暮らすアンゴラ国民の皆様に、心から祝福の言葉を贈らせていただきます。来年も引き続き、皆様が健康に暮らし、成功を収めることを心からお祈り申し上げ、私からのご挨拶と代えさせていただきます

ご清聴有難うございました。